俯瞰するクセをつける

問題が起こった時、落ち込んだとき、人は視野が狭くなります。普段見えている周りのあれこれが見えなくなってしまいます。この見えなくなってしまうという状況が問題を起こし、ややこしくし、大きくしてしまう場合があります。

問題解決には、俯瞰するということが不可欠です。

俯瞰とは一体どういうことでしょうか?

俯瞰(ふかん)とは、高い所から物事を見下ろすこと、広い視野で全体を把握することをいいます。

何かミスをおかし、落ち込んでしまったとき そのミスを起こした自分の一部だけが大きく見えている状態です。自分の不得意な分野だったのかもしれませんし、疲れなどの要因があったかもしれません。ですが、わたしたちは 球体のように様々な側面を無数に持っています。それは、自分ですら気がついていないような部分も含めてです。

何の問題もなく、楽しく過ごすことができてるときは、自分の良い側面の方が目立つようになっています。

しかし、これでさえ、一部の側面であり、場合によっては ネガティブに反転することもありますし、ポジティブだった自分の長所がネガティブに反転することだってあり得ます。人生とはオセロのように白を黒にかえたり、黒を白に変えたりということがよく起こります。

実際に 白も黒もポジティブだとか、ネガティブだとか そういう要素はなく、自分がその時々でネガティブボックスにいれているか、ポジティブボックスに入れているかの違いです。

たとえば、「誰でも好かれる」というのは一見 長所にみえますが、場合によっては八方美人と言われることがあります。

細かい作業が苦手」は、苦手だからこそ 注意するようになり、仕事が丁寧だと評価されて 得意になる可能性があります。

物事の一部だけしか見ないのは、本当に大切な判断ができません。

そのためには、俯瞰する力が必要となります。

俯瞰するのに大切なことは、リラックスするということ。人は知らず知らずのうちに、体に力が入っていて、頭痛や肩こりなどとして体が表現してくれています。そうすると、肩も内側にはいり、首も前にでて 物理的に視野がせまくなってしまうのです。

まずは、手を上にあげて、背伸びをして、胸を大く開いてみましょう。これだけでも、スーッと体の力が抜けていくでしょう。

そうしたら、大きく深呼吸をしてみてください。

5秒カウントしながら、息を吸って、10秒で息を吐き切っていきます。息を吐くときに、力が抜けていくので、吐く時にゆっくり長く吐いていきましょう。

どうですか? 

不安や緊張することがあったときに、意識をして深呼吸! まずはここから始めてみてください。

体の力がだんだんと抜けてくる、抜けているのが普通になってくると 視野が広くなってきます。

視野が広くなったことに気づくと、見えていなかったことが見え、本来のあなたの良さが表に出て、問題、トラブルだと思っていたことは、本来のあなたであれば実はそんなに大変なことでもなかったと気が付くでしょう。

リラックスするというのは、人間には意図して行うには難しく、一気に脱力とはなりませんが少しづつトレーニングしていくことで ある日 リラックスしている自分に気づきます。変化している最中というのは、気づき難いものですが、少し時間がたち 前より俯瞰ができている時に ふと気づきます。この気づきは、本当に楽しい気づきになります。自分が行動し、その結果 変化していることに気づくのですから。是非 少しづつでも 毎日のルーティーンにしてみてください。

大きな一歩は、小さな一歩の積み重ねです。

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